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書初めの由来

年が明けると多くの場所で書き初め大会が実施されます。
また書初めというと冬休みの宿題を思い出される人も多いかと思います。

 

■書初めの由来
そもそも書初めとはどんな由来があるのでしょうか?
書初めの由来は、平安時代に宮中と文人の行事として「吉書初め」として行われていた行事が始まりと言われています。
この宮中行事が江戸時代に入り、寺子屋の普及により一般の人も勉強することで文字を書くことが増えていき明治時代には「習字」が授業の必須になったことも影響し、「書初め」が広まったと言われています。

 

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「吉書初め」では、1月1日に初めて汲んだ水ですった墨を使い、その年の恵方を向いて詩歌や四字熟語等を書いていたそうですが「長生殿裏春秋富、不老門前日月遅」という漢詩がよく好まれて書かれていたそうです。この漢詩は現在も多くの方が書初めで書かれています。
また書いた書は、神様や神棚に供えられていたそうで、お供えをすることにより、書いた事が達成できると考えられていました。

 

また書初めは初めて汲んだ水を使うことから、「試筆(しひつ)」、「初硯(はつすずり)」、「筆始(ふではじめ)」などとも言われます。

 

文字を書く時に向いていた恵方ですが、最近では節分の際に恵方巻を食べる際にそちらの方向を見て食べるとして認知されていますがもともとはこの書初めでも恵方の方向を向いて書かれていました。
ちなみに2017年の恵方は「北北西」だそうです。

 

■いつ書初めするの?

書き初めを行う日は1月2日がいいと言われています。
なぜ1月2日なのでしょうか?

 

1月2日は「事始めの日」といわれ、この日に始めると何事も上達が早くて長続きするとの言い伝えられており、農家はこの日を作り始めといって作物を作り始めたり、商家では初荷を出していました。
事始めの日である1月2日に、書き初めでその年の目標や願いを書くことで、文字が上達すると言われています。
また書初めで書いた書は、小正月である11日に各地で行われるドンド焼きの火で燃やし、紙が高く燃え上がるほど字が上達するとも言われています。

 

 

■書初めに書く言葉は?

各都道府県によってはその年のお題が決まっている地域もありますが文字は自由という場合にはどのような文字を書初めに書くといいのだろう?とお悩みになることもあると思います。

書初めに1年のスタートにふさわしい自分の目標や新年の抱負、座右の銘などを書かれることをおすすめします。

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ちなみにお題がでています埼玉県の2017年書き初めのお題は
小3『ことり』
小4『大とね』
小5『七草がゆ』
小6『早春の山』
中1『輝く埼玉』
中2『雄大な河』
中3『美しい四季』
です。

 

 

また書初め用のお手本は
『夢を語ろう』
『平和な朝』
『明るい春』
『正しい心』
『学問の力』
『晴れた朝』
『未来の夢』
『温故知新』
『思いやり』
『自然の神秘』
『清新の気』
『宇宙の神秘』
『輝く生命』
『希望に輝く春(行書)』
『大望を抱く』
『無限の可能性(行書)』
『感動を大切に』
『信念を貫く』
『春遠からじ(行書)』
『燃ゆる思い(行書)』
『羽ばたく夢(行書)』
『不言実行(行書)』
『正月』
『出発』
『感謝』
『希望』
等もご用意していますので
どんな言葉がいいかな?という場合にはぜひご参考にしてください。
http://www.o-tehon.com/wp/product-cat/16-11/

 

近年はパソコンやスマートフォンが普及し筆を持つ機会もほぼない状態ではないでしょうか?
子どもの頃を思い出し、筆を持ち書初めを書いてみませんか?
懐かしい気分と共に新しい何かが見つかるかもしれません。

 

書初めのお手本は多数ご用意していますが
この文字でお手本を書いてほしいというリクエストも
受付中です。
http://www.o-tehon.com/wp/product-cat/02/

 

また書初めの用紙のサイズですが
全国サイズ(半切4分の1)17.5㎝×68㎝、
又は(条幅サイズ)35㎝×136㎝が一般的ですが、
地域によってサイズが異なります。

埼玉版(26㎝×78㎝)、千葉版(21.5㎝×83㎝)、神奈川版(27㎝×80㎝)
東京版(24㎝×100㎝)、福島版(22㎝×71㎝)、宮城版(25.6㎝×57㎝)
などあります。

 

書初め大会や展覧会に出展される際には必ず出品要項を
ご確認いただいきサイズを確認されますようお願いします。